58日目「中世の街ガムラスタン」

6月6日(木) スウェーデン、ストックホルム

 

天気は快晴。

いざ、ストックホルムの散策へと向かう!ここストックホルムは、北欧で最も大きな都市。人口は100万人を少し超えるくらいだ。

まずはビンセントさんにお勧めされたフェリーに乗ってみる。

風が気持ち良い!!!

街の中心部から少し離れたところ。人通りも少なく、一面に緑が広がっている。

公園にはビキニ姿で日光浴?を楽しむ女性たちの姿が。

なんて解放的なんや!!!

景色を撮るふりをしてしれーっとカメラに収める俺。

なんてアホなんや!!!

女性読者の皆さん(もしいたら)。俺のことは嫌いでも、このブログのことは嫌いにならないでください!(前田敦子風)

ストックホルム、旧市街ガムラスタン。

街の発祥は13世紀にまでさかのぼり、当時から残る小路や、建築物が多く存在している。「魔女の宅急便」の舞台になったとも言われている場所だ。

観光客に最も人気とされる場所で、人通りはかなり多い。流石、有数の世界都市だ。観光客か、はたまた移民なのか見分けはつかないが、様々な国から来たであろう人々で賑わっている。

王宮の前がなにやら賑わっている。どうやら、丁度衛兵交替の時間のようだ。

美しい鬣の馬にまたがり、勇ましくトランペットを奏でる騎士団。中世の趣残る王宮の外観と相まって、まるで数百年前にタイムスリップしたかのような感覚に陥る。

ガムラスタンをひたすらぶらついてみる。

と、通路の一角に何やら人だかりができている。見たところこのおっさん、賭けをやっている。

使っている道具は3つの空き箱と小さな玉。玉に1つの空き箱をかぶせ、他の2つの箱と合わせシャッフルしていく。どうやら、どこに玉が入っているのかを当てることができれば、賭けた金が2倍になって返ってくるようだ。

だが、少し見物しているだけで、明らかにその雰囲気がおかしいのが分かる。

まず、箱をシャッフルするスピードが遅い。素人目に見てもどこに玉が入っているのか一目瞭然だ。そして、シャッフルを終える直前、ミスをしたふりをして、どこに玉が入っているかをわざと分かるようにしているようにも見える。

だが、威勢よく賭け金(最低50ユーロまたは500クローナ)を払った挑戦者は玉が入っているであろう箱を選ぶのではなく、別の箱を選び、それを開ける。当然その中には何も玉は入っておらず、あっけなく500クローナという大金を失う挑戦者。更に奇妙なのは、その挑戦者が悔しがるようなそぶりを全く見せず淡々としている点だ。

なるほどな。

こいつらはグルだ。間違いない。

これはただのパフォーマンス、何も知らない観光客を狙うに違いない。その時、果たして何が起こるのか。面白い、ちょっと見物していこう。

シャッフルを終え、賭けに挑むものはいないか!?と威勢よく言い放つおっさん。グルであろう男が失敗し、賭け金を失う。残った箱は2つ。

と、そこで「おい、お前どうなんだ!?」俺に向けて急に言い寄ってくる。

「いや、絶対この箱やろ!」

俺が指差した箱を足で踏みつけ、金を出せと言い寄ってくる。さっきまでの、おそらくグルである奴らが賭けようとしている時と明らかに態度が違う。

「すまんがマジで金をもってねえ笑」と、空の財布を見せる俺。いや、今がちでスウェーデンのお金0やし笑

「そこで下ろして来たらいいじゃねーか」と、おそらくグルであろう男。

「いや、さすがに遠慮しとくわ笑」

「そうか、残念だ」

その後も淡々と続いていく奇妙な賭け。挑戦者が外れの箱を選び掛け金を失う回。挑戦者が当たりの箱を選び2倍のお金を得る回。さぞ、ゲームが正常に運営されているかのようにアピールしているようにも見える。興味を示す観光客はいても、その異様な雰囲気から、賭けに乗る人はなかなか現れない。

「Don’t play with that guy!!!!!!」

突如警察登場。そそくさと退散するおっさん。と、その仲間たち。

10分ぐらいして元の場所に戻ってみると、また同じ賭けが始まっている。参加している人々の顔ぶれは先ほどと同じようだ。

シャッフルを終え、賭けに挑むものはいないか!?と威勢よく言い放つおっさん。グルであろう男が失敗し、賭け金を失う。残った箱は2つ。さっきと同じ展開だ。

「おい、お前どうだ!?勝負してみねえか?」

通りかかったインド風の男性。

「いや、絶対この箱だろ!!!」

と、玉が入っているであろう一方の箱を指さす。すかさず箱に足をかけ、勝負だ金を見せろ、最低50ユーロか500クローナだと言い寄るおっさん。

500クローナを差し出し、勝ち誇ったようにおっさんが足をかけていた、玉が入っているであろう箱を空ける男性。


なんということか!!!!!!!!


箱の中身は空っぽ。

最後の箱を開け、入っている玉を見せるおっさん。あり得ない、と賭け金を失った悔しさよりも、茫然とした表情を浮かべる男性。クソ野郎どもめ!!!とそそくさと立ち去ろうとする男性に対し「おい、逃げるのか、お金を取り返そうぜ!」と声をかけるグルであろう別の参加者。

その後も賭けは続く。グルたちでパフォーマンスのように賭けを盛り上げ、やってくる観光客をハメていく。

なんて奴らだ。

観光客がまんまと罠にはまり、箱をオープンするその瞬間。余裕の表情が絶望に変わる瞬間。見てるだけで鳥肌が立つ。

そこにあるはずの玉が箱の中から消えている。

一体どういうことだ。どういうトリックを使っているんだ!!!!!

近くでじっくり見ても全然分からへん。いや、でも見てる分には十分すぎるくらい面白いパフォーマンスだった。

 

さて、ちょっと歌ってみるか。

尚、スウェーデンでもノルウェーのように、ユーロではなく独自のスウェーデンクローナという通貨が流通している。今の所持金はガチで0クローナ。稼がなければ何も買えない状態や笑。ユーロは手元に残してあるが、今後ユーロ圏に戻ることを考えると、わざわざ手数料を払って両替するメリットは薄い。

よし、稼ぐ!稼ぐぞ!!!!!

狭い通路、かつ人通りが多い場所で歌ってみる。

人々の反応はまずまず。

時折、話しかけてくれたり、リズムに乗ってくれたり、一緒に歌ってくれる人がいる。

インド人たちと

いや、もうちょい笑ってくれてもええやん笑

それにしてもこの場所は歌いやすい。目の前に壁があるから、演奏しながら自分の声が聞こえる。そのため、適切な声量で歌うことができる。

1時間半程度歌い、結果は154クローナと9ユーロと200円。

今日のユーロだけ両替しとくか。ってことで両替所へ。どうやら最低20ユーロなければ両替できないようだ。持っていたコインを合わせ20ユーロを両替。てなわけで財布の中身は274クローナ(約3100円)に。

ん!?

どうやらこの屋台ではユーロも使えるようだ。両替せんで良かったやんけ!!!

ってかノルウェーと比べたら全然物価安いな!ユーロ使えるだけでもありがたすぎる。幸い、フィンランドで稼いだコインがまだ結構残っている。

その後はホットドッグやアイスクリームを食べ歩き、最後に夕日を見ながら乾杯(一人で)

ストックホルムくっそ楽しいな。ガムラスタンを歩いてるだけでもしばらく飽きなさそうだ。

そんなこんなで帰宅。

ビンセントさんと喋って、ギター弾いたり。

そんなストックホルムでの一日だった。

 

P.S.

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