27日目「さらばロシア」

5月6日(月) ロシア、サンクトペテルブルク

 

ロシア滞在最終日。

本日、夜行バスにてフィンランドの首都ヘルシンキへと向かう。

さあ、ロシアでの歌い納めだ!!!

前回と同じ地下鉄の駅に向かい、声を放っていく。路上で歌うことにもだいぶ慣れて来た。

1時間程歌い、この日は終了。


天気は快晴。

ただひたすらに、街を歩いた。

ロシアを旅することは必然だった。

始まりの地、ウラジオストク。成田空港から直行便で僅か2時間少しで辿り着けるその場所から、ゆっくりとゆっくりとユーラシア大陸の奥へ奥へと進んできた。

訪れた全ての町で、出会いに溢れ、音楽に溢れ、かつて思い描いた夢の中を一目散に走り抜けて来た。

不安だ。

ロシアでたまたまうまくいったからといって、この先同じように旅を続けられるとは限らない。

水はどこまでも優雅だ。自由自在に形を変え、姿を変え、色を変え、その営みが止まることはない。

流れる水のように。旅を続けることができたらどれだけ幸せだろう。

俺はただ、自分の未来が規定されてしまう恐怖から逃れたかっただけなのかもしれない。

日本で必死に働き、目の前の人のために尽くすことはこの上なく素晴らしいことだ。そういう人たちが国を作り、支えているからこそ今の日本がある。

だが、世の中には一定数、サラリーマンという職業をバカにする人がいる。それはとんでもなく愚かなことだ。そういう人に限って、どこか違う場所にユートピアがあると、聞こえの良い言葉で囁きたてる。

楽園なんてのはこの世に存在しない。今とは違う場所に行ったからといって、自分が凄い奴になれるわけでもないし、ましてやスーパーヒーローになんてなれるわけがない。

毎日の積み重ねこそが人を作っていくんだ。

海外に行き始めてから、人生相談をされることが増えるようになった。会社を辞めようか迷っているとか。人生このままで良いのかという漠然とした不安があるとか。

それに対して俺が考えていることが2つある。

一。

今、目の前にある現実に幸せを見出すこと。

どんな場所に行っても、思い通りにならないことは絶対にある。目の前のマイナスなことばかりに意識が向かう癖がついていると、何をしようが同じ結果になると思う。だからまずは、今の現実。無いものにではなく有るものに目を向けること。

二。

自分の頭で考え、自分自身で結論を出すこと。

自分自身で選び取った道なら、どんな結果になろうと納得できるはずだ。自分の人生を他人に預けてはいけない。親が~とか、会社が~とか、何かを人のせいにしていると一生後悔が残ってしまうと思う。

 

俺は今くっそ怖いけどね。でも、自分で選んで決めたことやからな笑。前に進んでいくしかねーんだ。その結果どういう人生になろうが、全て受け入れる覚悟はある。

そんなことを考えながら、サンクトペテルブルクの街を歩いた。

マクドナルドで一服。ロシアビヨンドさんに寄稿する旅行記の文章を考えてみた。

これがまた楽しい。

このブログは、俺が思ったこと感じたことをただ言語化しているだけ。それを振り返りながら、改めて旅行記として文章に落とし込んでみると、このロシアでの旅がどれだけ充実したものだったのかが実感できる。

絶対、良いものに仕上げてみせる。

というわけで、乞う、ご期待!!!!!

宿に戻り、アレキサンダーに別れを告げる。選別にと、サンクトペテルブルクのマグネットをプレゼントしてくれた。

スパシーバ!(ありがとう!)
またいつか帰ってくるぜ。

夜の地下鉄に乗り込み、フィンランド行きのバスに乗るためバスターミナルに向かった。いよいよ出発だ!!!


さらばロシア

午前2時頃、国境にてロシアの出国審査を終えバスはフィンランドに突入。再度停車し、入国審査を受ける。

ヨーロッパの人たちに混ざって1人、入国審査の順番待ちをしている時の心細さはハンパねえ。

順調に審査を終えていく人々。いよいよ俺の番が来る。


いくぜ!!!
俺は世界最強と称されるJAPANパスポートを所有している。このJAPANという文字を見やがれ!!!!!


(だいさちVSフィンランド入国審査官)


俺「はろー!(パスポートを手渡す)」

審「(無言 ペラペラペラ~)君、英語は喋れるのかね?」

俺「喋れるでー!(ドヤア!)」

審「どこへ行くつもりなんだ?」

俺「とりあえずヘルシンキに滞在して、その後北欧を周遊します(キリッ)」

審「ノルウェー、スウェーデン、デンマークって感じか?笑」

俺「まあそんな感じですね!(適当)」

審「ほほーん。ん、ウラジオストク!?(こいつ、どこから来たんだ?)」

俺「笑」

審「で、お金はいくら持ってるんだ?クレジットカードはあるのか?」

俺「100万円あります!(ドヤア!)カードは3枚あるぜ!」

審「100万円?笑 ユーロでいうといくらぐらいなんだ?」

俺「んー1万ユーロぐらいじゃないですかね(適当)」

審「フムゥ、、、、」

俺「汗(やべえこれ以上の質問は止めちくり~)」

審「どのくらい滞在するんだ?」

俺「多分2ヶ月ぐらいかと、、、(適当)」

審「ほほーん。。。。」

俺「。。。。。」


ポンッ!!!

キターーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!

ひゃっほおおおおおおおう

これでひとまずヨーロッパ圏に3ヶ月は滞在できる。

※シュンゲン協定

ヨーロッパの国家間において入国審査なしで、国境を越えることを許可する協定のこと。ヨーロッパの多数の国々がこの協定に加盟している。(例外:アイルランド、イギリスなど)


フィンランドの入国審査厳しいって噂をネットで見てたから、マジでびびってたけどなんとか耐えた。耐えたわ笑。詳しい滞在先や、ルートまで突っ込まれることもあるとか。バックパッカーにはキツイ!キツすぎる!笑

いやーでもこれ日本国籍ってのがだいぶ優位に働いてるとは思うな。

金持ってないと思われたら試合終了やからな。

 

辛くも、入国審査官との対決を切り抜けただいさち。

新章、北欧編の幕開けだ!!!!!


乞うご期待。

ロシア、アルバート通りにて

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