5月5日(日) ロシア、サンクトペテルブルク
本日は日曜日。
向かった先。

エルミタージュ美術館
メトロポリタン美術館(米)、ルーブル美術館(仏)と並ぶ世界三大美術館の1つに数えられ、その収蔵品はなんと300万点以上。
16世紀のロシア皇帝、エカチェリーナ2世が私的なコレクションとして美術品を収集するようになったのが起源であり、建物自体が世界遺産に登録されるほどの豪華絢爛さを誇る。
世界中から集められた最高級の美術品が一挙に堪能できるこの場所。入場料700ルーブル(約1200円)
これは行くっきゃねえ!!!!!
こういうのには前澤社長に頂いたお金を惜しみなく使わせてもらいます。社長!ありがとう!
え?美術館とか興味あるのか?って?
まあ美術館巡りをするキャラではないことは確かやな笑
だが、今回の旅の目的の一つに、世界の文化や芸術に触れるってのがある。こういう機会でもないと、ゆっくり芸術を鑑賞することもないし、どんどん新しいものを見て、何か一つでも持って帰れたら御の字やと思う。
うおおおおおおおおおお


この内装。
圧巻としか言いようがない。世界中から人々が集まってくるのも頷ける。
だがこの美術館。とにかく広い。広すぎる。
館内の展示室を全て歩くと20km以上にもなると言われている。1つ1つじっくり見ていると、いくら時間があっても足りないし、それ以前に俺の好奇心が持たない。笑
まずは目玉となる作品を鑑賞し、その後は適当にぶらぶらしながら気になる作品を探すってスタイルで行くか。
尚、なんとこの美術館では写真が撮り放題(フラッシュは不可)。良かったものを紹介していこう!!!!!
レオナルド・ダ・ヴィンチ
「ブノワの聖母」

「リノワの聖母」

この美術館で最も人気な絵の一つ。ガラスで覆われているため、綺麗な写真を撮るのが難しい。
ラファエロ
「コネスタビレの聖母」

歴代のロシア皇帝はこんなところで暮らしていた?!



旅人には何百年かかっても縁が無い場所だろーな笑
だめだ、この美術館、とにかく広い、広すぎる!!!!!
そして人が多すぎる。
あれもこれも見て、写真を撮って、、、とやってるとしんどいだけや。全然楽しめんぞ。。。
てなわけで、メジャーな作品を見よう!とかいう考えを捨て、適当に館内をぶらつくことに。
絵画、彫刻、石像、食器や家具、装飾品など、展示されている芸術品のジャンルは多岐にわたるが、特に俺の心を惹きつけたのは自然画。
オランダの画家、ロイスダールの作品
「沼」

「ノルウェーの滝」

自然の雄大さ、永続性と対を成すように人間の矮小さがありありと表現されている。彼は、実際にノルウェーを訪れたのではなく、想像でこの絵を描いたようだ。
彼が見たノルウェーってのを、この目で見てみたい。
フランスの画家、ブーシェの作品
「池のある風景」

人間と自然との共存。水によって光が生まれ、自然をより豊かに輝かせる。
やっぱり自然っていいよな。
人間が生まれるよりも遥か昔から、この地球に存在していたもの。
人間は自然の中に生まれ、果てしない時間をかけて、それと共存する術を身に付けてきた。だが、科学技術の著しい発展により、人間の存在こそが自然を脅かす脅威となった。
ノルウェーの、誰も行ったことがないような山奥の田舎に行ってみてーな。
北欧を旅することの、一つの目的を貰ったような気がするよ。
そんなことを考えながら宿に戻る。
明日の夜、バスでついにロシアを発つ。新たに始まる旅路に思いを馳せながら眠りについた。
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