4月30日(火) ロシア、モスクワ
今日は朝からとある場所へと向かった。
ドーン!!!!!

なんと、ロシア専門メディア「RUSSIA BEYOND」さんから、私だいさちのロシア旅についてインタビューをしたいという依頼を頂いたのだ!!
対応してくれたのは日本語版編集部のクセニヤさん。日本在住経験があり、日本語もペラペラ。
「だいさちさんのブログは凄く面白いので、私たちの日本語版メディアで記事を書いて頂けませんか?」
な、なんだと!?
このブログが面白い。だと!?!?
しかも日本人ではなく、ロシア人の方からそんな言葉を頂けるだと!?!?!?
「やります!やらせて頂きます!!!」
いやーまじで嬉しいな。毎日時間かけてしっかりした記事を書いてる以上、色んな人に届けば良いなーと思ってたけど読んでくれてる人はいるものやな。
ちなみに、ロシアビヨンドさんが俺のことを知ってくれたのは、クラスノヤルスクでスクープされた記事がきっかけとの事。やっぱりメディアの力はすげえ。
今回ロシアを旅して約20日。毎日面白いことが起こり過ぎて、ロシアのことが大好きになった。ロシアの魅力がもっと日本人に伝われば良いなと思うし、俺の旅や文章が少しでもそれに貢献できるならそれ以上に嬉しいことは無い。
しっかり練って良いものにしたいな。
てなわけで文章書く方も頑張りますよ!!!
お土産も頂きました。ありがとうございました!!!

※ロシアビヨンドはこちらから
そして昼過ぎ。
ドーン!!!!!

日本での会社員時代の同期、れみちゃん。なんと彼女は4月から海外赴任となり、ここモスクワで働いているのだ!!
実に会うのは約2年ぶり。
話が積もりに積もり過ぎて、あっという間の時間だった。
こうやって海外で再会できるのはすげー嬉しいな。
また会いましょう!!!
そしてご馳走さまでした!!!
さて。
まだここモスクワに来て、ストリートで歌っていない。
今日は歌うで!!!!!
地下鉄で向かった先はここ。

アルバート通り。
モスクワ中心部に位置し、1kmほど続く歩行者天国。詩人や音楽家、絵描きが集う場所として有名。クラスノヤルスクの宿で出会った若者たちが、モスクワならアルバート通りに行け!と言っていた。
まずは一通りストリートの様子を観察してみる。


人通りはかなり多いが、カザンのストリートと比較すると盛り上がりには欠ける。歌っている人はいるが、スピーカーの音量は控えめ(制限があるのか?)絵描きの数の方が圧倒的に多い。
ここだと、生音でもなんとか勝負できそうな予感はある。
歌えそうな場所を探し、始めようとするも、この場所はダメだ!と2回ほど場所替えをさせられるハメに、、、
場所探しは本当に難しい。
やっとの思いで場所を決定し、早速歌ってみる。
すると早々に、2人組の女性が俺に話しかけてきた。
「私たちはジャーナリストなのですが、取材させて頂けますか?!」
まじかよ。
俺、ただの旅人やで?汗
こういうの多すぎちゃう?汗
一通り質問に答え、その後もひたすら歌う。
ここでは人々の反応はかなりシビア。だが、興味を持ってくれる人は深い反応を示してくれる。50分ほど歌い、この日は終了。
hey!

今日もマリーナと町をぶらつくことに。
赤の広場

モスクワ都心に位置する世界遺産。「赤い」というのはロシア語で「美しい」という意味も持つらしい
ポクロフスキー聖堂

玉ねぎ型の屋根が特徴的。見覚えがある建物やな
救世主キリスト聖堂

ロシアはキリスト教徒が多数を占める国。モスクワには町の至る所に教会があるが、この聖堂が圧倒的な存在感を放っている。
その後もひたすら町歩き。マリーナは町をただぶらぶら歩くのが好きらしい。

光の街、モスクワ。
日が暮れると同時に、至る所にライトアップが施され、建造物の格調高い外観と相まって、幻想的な雰囲気を醸し出す。その輝きは、見るものを魅了し、虜にする。



俺がモスクワと聞いて思い出すのはおそらく、赤の広場でもない。玉ねぎ屋根の聖堂でもない。バカでかい教会でもない。
マリーナと、光輝く街を、ただあてもなく歩いた記憶。
距離にして約17kmも歩いていたようだ。もうくったくた笑
「ロシア人は、皆ロシアのことが好きじゃないんだ」
「私だって日本に行きたい。一つの夢だ。」
どうでも良い話から、日本のドラマの話、ロシアという国についての話。日本とロシアの関係ついての話、人生についての話。
様々なことを話したが、時折、マリーナの言葉は単なる言葉に留まらず、言霊となり、胸の深い部分に突き刺さった。
日本人として生まれたことが、どれだけ恵まれているのかということを改めて思い知らされた。
マリーナと話せてホンマに良かった。
表面だけ見て、ああ楽しかった、綺麗だった、良いところだった、で終わるんじゃ何の学びもない。
こういう出会いがあるからこそ、旅をする意味がある。
そんなことを考えながら、1人、帰路についた。
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