12日目「友よ安らかに眠れ」

4月21日(日) ロシア、クラスノヤルスク

 

午前9時、起床。

このクラスノヤルスクにどうしても訪れておきたい場所がある。

どうやらその場所は滞在している宿から5km程離れているらしい。

散歩がてら歩いて向かってみるか。

旅人の移動手段は基本的に徒歩。タクシーなんて贅沢過ぎて絶対使えへん。


午前9時半に家を出発。

今日の天気は曇り。昨日と比較してかなり寒い。

ここクラスノヤルスクには、町の至るところにアイスクリーム屋さんがある。

このくっそ寒いのに。ましてや冬場とか買う人おるんやろか?笑

マジで謎。

おでん屋始めたら儲かりそうやな笑

 

歩くこと約1時間……………..

探し回ってやっとの思いで辿り着いた場所。

クラスノヤルスク地方 日本人慰霊碑

 

シベリア抑留


第二次世界対戦後、当時の満州国など日本国外に残っていた日本兵が、ソ連軍の捕虜としてシベリアをはじめとするソ連各地に移送され、劣悪、厳寒環境下にて奴隷的な強制労働に従事されられた悲劇。

当時抑留された日本人は約60万人にのぼり、多くの人々が祖国の地を踏むことなくこの世を去った。

ここクラスノヤルスクにも多くの日本人が拘束し移送されたそうだ。

そのお墓は、現地の人々を祀るお墓が並ぶ区画の端っこに、忘れ去られたかのようにひっそりと佇んでいた。


「友よ安らかに眠れ」


この文字を目にした瞬間、涙を流さずにはいられなかった。

ほんの数十年前に、この地で同じ日本人が生きていた。

いつか故郷に帰る時を夢見て。

その夢果たせぬまま、消えていったいくつもの命がある。


日本を背負って、逞しく生きた人々がいるから今の自分は生きてる。

それだけは絶対に忘れたらあかん。

生きているということは、それだけでこの上なく素晴らしいことだ。

幸せになりたい、と人は言うけれど
生きてるだけですげー幸せなこと
帰る場所があるだけですげー幸せなこと

人間、多くを望み過ぎる必要はねーんだよ。


俺にできることは、実際に足を運んで思ったこと感じたことをこうやって文章にしていくことだけ。

普段の生活の中で戦争や平和、国際政治や、生きることについて考える機会なんてそんなにないんじゃないかな。

旅をしてるとそんなことばっかりや。

来てよかった。

ちなみにこの場所、ネット上に情報が少なく探すのにかなり苦労した。

正確な場所をGoogleMapでマーキングしておいたので、もしクラスノヤルスクに来る機会があれば是非参考にして欲しい。

 

その後、徒歩でエニセイ川沿いを歩き町の中心部へと戻る。

旅してると毎日歩く量が尋常じゃない。今日も3時間以上は歩いてる。笑

まあええ運動やな。


途中、ギターを弾いているおっさんを見つけたので一緒に演奏してみる。


冗談はさておき、今日は久々に路上で歌うぜ!!!


とは思ったものの、今日はかなり寒い、かつ日曜日とあって昨日と比較してかなり人通りが少ない、、、、

んーどうしたものか。

とりあえずこの地下通路で歌ってみるか。人通りはほぼ無いが、練習だと思ってやってみよう。


チップの入りは悪くない。


だが、クッソ寒い。寒すぎる。手がかじかんで全然コードが抑えられない。


くっそ。場所変えよ。


外に出ると風が強まり、雪も降りだしているではないか!!!!!

あかん、これはアカンやつや!

今日はもう帰ろ。

というわけで午後4時過ぎに宿に戻ることに。

そういえば、こんな早い時間に宿に帰るのは旅が始まって初めてかもしれんな笑。毎日フルで時間つかってる。まず、だらだらしてる時間がほぼ無い。

全力で今を生きてるわ。


宿に戻り、エドさんと談笑。今後の旅の相談に乗ってもらうことに。

「モスクワの近くのカザンって町がお勧めかな!ここより暖かいし、きれいな街だし、歌ってる人もいる!」

カザン

聞いたこともない町の名前だが、そう言われるとどんどん気になってくる。カザン、首都モスクワを経由し、そのまま北欧フィンランドって感じか!?!?

「まあ僕はカザンに行ったことないけどね笑」

行ったことないんかい!笑

まあ、例えば俺も北海道行ったことないけど、外国人にオススメはできるしそんな感じの感覚か笑。とりあえずもう少し情報収集して明日切符買いにいくか。

そういや台湾人の直樹さんはモスクワからフィンランド行くって言ってたな。

「北欧は絶対稼げるだろ!まあ、宿高いだろうから野宿かな!笑」

野宿笑。まあ、暖かい時期、かつ治安の良い北欧やったら全然ありやけどなー。だが、物価の高さを考えると、もっとペースを上げて歌いまくっていかないと後が苦しくなる。

 

その後、部屋で少しギターを触っていると、別のロシア人が話しかけてきて、歌ってくれというので歌って一気に打ち解けた。

やっぱりコミュニケーションツールとして音楽は最強。

仮にギターが無かったら、こうやってロシア人たちの中に一人で入ってくのはそう簡単にできへんわ。

飯を作ってご馳走してくれた。

こんな豪華な飯、旅してから食べてねえ!笑

このボルシュってスープがくっそ美味かった。

その後ビールで乾杯。

エドさんが英語⇔ロシア語で通訳してくれるからかなりありがたい。

いやーいい夜だった。


ほろよいのまま部屋に戻り、ブログを書くだいさちであった。


つづく。

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1 個のコメント

  • Привет, мой Друг. Безумно рад знакомству с тобой. Ты отличный парень! Удачи тебе, здоровья и хороших людей на пути. Надеюсь, еще увидимся.

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