この度、8/19にアイルランド、ゴールウェイのパブ「Roisin dubh」にて毎週日曜日に開催されるオープンマイクイベントに参加し、1曲弾き語りをしてきました!!!!!
結果から言うと、最高すぎた!!!!!
皆めちゃくそ歌ってくれた。
参加者に与えられているのは、歌う前のMCと、1曲分の時間のみ。
その短い時間でいかにインパクトを与えるか、いかに楽しませるかってのを考えた時、日本の歌で勝負するしかなかった。
だがしかし、こっちでは日本のアニメや漫画は広く認知されていても、音楽に対する知名度は残念ながら皆無、、、、、
さて、何を歌うか、、、、
考えた挙句に出した結論
サムライや、SAMURAIしかねえ。
日本の歌は知られてなくても、サムライって言葉はアニメや映画の影響で、知ってる人もおるはずや。
というわけで曲は、ウルフルズの「サムライソウル」に決定。
日本のサムライ魂ってのを見せたるわ!!!!うおおおおおおおおおお
さて、「Roisin Dubh」で開かれるオープンマイクイベントに出演するためには、9時までに会場横のビアガーデンに行き、紙に名前を書く必要がある。(最大24名まで)
8時40分ぐらいに訪れると、既に多くのミュージシャンでいっぱい!!!
やべえ。
いかにも猛者っぽいくそ歌うまそうな人しかおらん。笑
普通にビビってきた。笑
出演順は紙に書いた順番となるため、俺の出番は18番に決定。
ライブの雰囲気はこんな感じ。
この会場来るの3回目やけど、毎回のように満員になってる。
多分5~60人ぐらいはおると思う。
ここにいる大半は現地のアイルランド人。でも、観光に来てるアメリカ人も出演してたし、俺と同じ学校で英語学んでるブラジル人も見に来てた。音楽好きな人は誰でもウェルカム!って感じの雰囲気はある。
皆しっかりと演奏に耳を傾けてる。笑いを取る人もいれば、じっくり聴かせるスタイルの人もいる。半分ぐらいの人がオリジナル曲を演奏するってのもこのライブのいいところやと思う。
実際歌うって考えるとくっそ緊張してきた。
この暖かい雰囲気なら、上手くいきそうな気もする反面、日本語の歌で本当に大丈夫なのか、、、という不安が募ってくる。
だがしかし。
ここで演奏できんかったら、今後俺はどこにいってもビビって何もできんくなる。
だからやるしかない。もし失敗したら、その時はネタにすればええだけの話や。
迫ってくる順番。
俺の前の演奏は、3人組で素晴らしいアイリッシュミュージックを披露してくれた。
会場の雰囲気も上々。
いくしかねえ!!!!!!
ステージに立つ俺。
聞きなれない日本語の名前に、観客たちは好奇心を示しつつ、暖かい拍手を送ってくれる。下手くそな英語でMCをする俺。
「皆、こんにちは!ここの国の皆が音楽が好きだと聞いて、はるばる日本からきました。俺も音楽を愛してます。この歌は日本の歌やけど、できたら一緒に歌ってください。」
俺の英語がたどたどしいおかげで、逆に暖かい笑いが生まれる。
多分あれやろな、外国人が日本に来て「ワタシノナマエワ、、、」って喋ってる感じやと思うわ笑
「ちなみに曲名はサムライソウルっていいます。(ドーン)」
「You just say “Samurai Soul”!(サムライソウルって言うだけでええんやで!)」
「なんやこいつちょっとおもろいやん」って感じの笑いが起こるなか、おもむろに歌いはじめる俺。
最高か。
溢れんばかりの声で「サムライソウル」と叫んでくれた人々。
まさかこんなに歌ってくれるとは思わんかった。
身体が震え過ぎて、歌い終わった時の記憶があんまりない。
俺の歩こうとしている道は、決して間違ってはいない。
そんなことを思った。
音楽は全ての境界を超える。
国籍、言語、宗教、価値観、何もかも違う人々を一つにしてくれる。
とりあえず来て良かったわ。これだけでアイルランドに来た価値があったなと思う。
終演後、他の出演者の人らが
「めっちゃよかったぞ!!!」
「また日本の魂を見せてくれ!!!!」
的な感じで声かけてくれたのがマジで嬉しかった。
本当に大事なことは、言語でもなく、技術でもない。
魂を持ってやってるかや。
はっきり分かった。
まだ、俺の英語も、歌も、ギターもへぼすぎると思ってるけど
魂だけは持ち続けていたい。
また、このパブに行こう。
そんなことを思った、夜だった。
コメントを残す