6月23日(日) ポーランド、ワルシャワ
いざ、ポーランド首都ワルシャワの散策へ!!!
これまで訪れてきたヨーロッパの都市の中では最もモダンな景観だ。

まずは手持ちのユーロを両替。そう、ここポーランドはEU加盟国でありながら通貨は独自のズロチが流通しているのである!めんどくせーなおい。

まず向かった先。

ショパン博物館
「ピアノの詩人」とも称される作曲家ショパンはポーランド出身。ここショパン博物館には、彼の生い立ちから、ピアニストとして名を馳せ、39年の短い生涯を終えるまでの彼の全てが展示されており、世界中から多くの観光客が集まる場所だ。
ネットの情報では日曜日は入場無料!のはずが、、、どうやら普通に入場料必要らしい。なんでや!!!
中はこんな感じ。
ショパン直筆の手紙やスコア

欧州を旅したショパン

その他にも、彼の音楽が聴けるブースなど。
んーつまんねえな。笑
正直、直筆の見ても、ふ~んって感想して出てこんし、ブースで音楽聴くならYoutubeで十分じゃね?って思ってしまった。ワルシャワと言えばショパン博物館!ってネットで見たから来てみたけど、皆が良いっていうモノが自分にとっても良いとは限らんな。
正直マチュピチュとか、ウユニ塩湖とかもちょっと疑ってるからな笑。いかにも綺麗な写真見過ぎてるから、実物見たら意外とがっかりするんじゃね?っていう。俺は自分の目で見るまで信じねーぞ!笑
てなわけで町歩き再開。

すげー洗練されてるな。

音楽家の姿もちらほら。

このおっさん、めっちゃええ音楽奏でとる。なんていう楽器か知らんけど。
旧市街に入ると、雰囲気が一変。

中世ヨーロッパを彷彿とさせるレンガ造りの建物と石畳の道路。


だが、この街の景観は、中世の姿がそのまま残されているのではない。
第二次世界大戦時、ドイツ軍の侵攻により街は崩壊。その後、街は絵画や写真をもとに完全な姿で再現された。このワルシャワ旧市街は世界遺産に登録されているが、それは建物それ自体に対する価値ではなく、破壊からの復元に対する人々の営みが評価されたことによるそうだ。
一つ一つの建物をじっくりと見ずしても、それらが建設されてまだそれほどの時を経ていないということが分かる。
中世の街をそのまま現代にタイムスリップさせたって感じか。すげー新鮮な雰囲気やな。
至る所に、音楽家や芸術家たちの姿が。




中には、奇抜な恰好のパフォーマーや鳩を携えたバスカーまで。

とにかく音楽家が多い、多すぎる!!!!!
音楽家同士の間隔が近すぎて色んな音が重なって聞こえてくる。
ギター、バイオリン、アコーディオン、、、etc.
おそらく一番多いのは鍵盤楽器のアコーディオン。ショパンの影響か!?笑
もはや、ここは音楽家たちの無法地帯。これまで訪れてきた都市の中でも最高レベルのカオス具合だ。この雰囲気、嫌いじゃねえな。笑
おそらく、この街で稼ぐのは至難の業だ。
敵が多すぎる上に、クッソ上手い音楽家にもそれほどチップが入っていないようだ。だが、ここに来たからにはやるしかない。
日本のサムライ魂ってのを見せてやろうじゃねえか!!!!!
少し狭い通路に目をつけ、現地の音楽家とは少し距離を置き、演奏開始。
「ビルニュス!!!」と指さしてきたフランス人のおっさん。どうやら俺をリトアニアのビルニュスでも見かけたらしい。

こんなことが頻繁に起こると、世界って実は狭いんじゃね?説を提唱したくなってくる。
1時間近く歌うが、案の定苦戦を強いられ、結果17ズロチ。(約4ユーロ)
しまった、バルト三国で贅沢し過ぎた、、、お金貯めて置いとくべきだったぜ。。。
せっかく世界一周してるからには、食べたいもの食べたいし、酒も飲みたい。という気持ちも当然ある。だが、それで旅が続けられなくなったら本末転倒だ。
なんてアホなんだ!!!
その後向かった先。

ショパンコンサート
毎週日曜日、地元ワルシャワの有名なピアニストによってショパンの楽曲が演奏されるという。チケットは15ユーロ。
果たして、その演奏はいかに!?
感想から述べると、ガチで感動したわ。
心で演奏するってのは、まさにこういうことやと思うわ。
その全てが物語っていた。
一心不乱、ピアノに向かうその立ち振る舞い。
一挙動、一挙動。
姿勢と、表情。
胸の中に飛び込んでくる、力強い旋律。
鳴り止まない拍手と、歓声。
ほんまに素晴らしかったわ。
いやーほんまにええ演奏やった。
旅に出てから色んな場所で音楽聴いてきたけど、今日のこの演奏がダントツで一番やったわ。やっぱショパンってすげーな。ショパンのことそんな知らんけど笑
改めて思うけど、心って大事やわ。別に音楽に限らず、全部そうやと思う。そこに心が無ければ、機械がやるのとおんなじ。人として生きてる意味がねえ。
今、心に従って話しているか?
今、心に従って文字を綴っているか?
今、心に従って仕事をしているか?
今、心に従って生きているか?
それは常に問いかけ続けたいなと思う。
そんなことを思ったワルシャワでの1日だった。

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