47日目「フィリピンの一流ボーカリスト」

5月26日(日) ノルウェー、ボードー


午前10時、宿をチェックアウト。ボードー行きのフェリーが出ている、モスケネスという場所までヒッチハイクを試みる。

昨晩、宿で知り合ったフランス人の女学生2人組に、ヒッチハイクができそうな主要道まで送ってもらうことに。

2人は現在ノルウェー留学中。第二の都市バルガンに住んでいるが、休暇でここロフォーテンに旅行に来ている。旅の話で打ち解け、「明日一緒にドライブしない!?」という嬉しい申し出を頂いたのだが、熟考の末、断腸の思いで断ることに。

お前はアホか?!フランス美女2人とドライブなんて人生で1回あるかないかやぞ!?

いや、まあ確かにそうなんやけど笑

理由①ドライブはもう十分!笑
理由②滞在を1日伸ばすことで色々と面倒なことになる
・延泊費用(ここでは1泊172クローネの安宿に泊まっている)
・フェリーの時間(月曜日だと早朝or深夜便しかない)

てなわけで予定通り本日フェリーにてボードへ向かうことに。


「旅が終わった後は何か考えてるの??」

この質問。よく聞かれるんやけどね。

今は聞かんといて!!!!!笑

それは俺自身にさえも分からないからだ。なぜなら、今俺がやっていることは、人生で至上にやりたかったことだからだ。

1つ、この旅を始めて確かに手ごたえを感じていることがある。

それは「文章を書く」ということだ。

俺は多分、文章を書くことが好きだ。ありがたいことに、このブログを読んでくれる人が少しずつ増えてきて、嬉しいメッセージやコメントを送ってくれる人がいる。本当に感謝しかない。

そして「ロシア・ビヨンド」さんからオファーを頂き実際に旅行記が掲載されるに至ったこと。自分の生み出した文章が、多くの人の目に触れる機会を頂けたことは、俺にとって大きな財産だ。こうして毎日必死でやってることが、何らかの形で将来に繋がっていくことを願う。


閑話休題。

彼女たちと別れ、いざヒッチハイク開始!!!

本日の天候は曇り。昨日に続きかなり肌寒い。長期戦は避けたいところだ。

お!?!?

20分程度で乗車に成功!このおじさん、俺と同じ目的地のモスケネスへ向かうという!

キターーーー!!!!!!


「え!?ヒッチハイクで来たの!?!?私たちもトロムソでやってみたんだけど、結局だめで諦めたよ。カウチサーフィンも、いっぱいメッセージ送ったんだけど、全然返ってこなかった!泣」

さっきのフランス人の女の子の言葉。

もしかすると俺はここまで、かなりの強運を使ってきたのかもしれない。ただ、俺が1人で旅をしていることが優位に働いているとは思う。当然、2人より1人の方が車にも乗せやすいだろう。

それと、カウチサーフィンにはコツがある。数を打つことも大切だが、相手のプロフィールをくまなく読み込み、丁寧なメッセージを送ることで受け入れてもらえる確率は上がる。


1時間20分ほど乗せてもらい、無事目的地モスケネスへ。日曜日とあってか、辺りは閑散としている。

チケットを購入。227クローネ。

15時半、フェリーは時刻通りに出発。

フェリーの中はこんな感じ

甲板からの景色


席につくと、強烈な睡魔が襲ってきた。寝よう。そうしよう。

フィンランドのロヴァニエミを出てから、ヒッチハイクのみの強行突破でここまでやってきた。その距離なんと1200km。疲れが出るのも無理はない。

TwitterやInstagramも更新したい気持ちは山々だが、今は毎日このブログを書くことで精いっぱいだ。疲れた身体を振り絞ってこのブログを書き上げ、眠りにつく。というのが今の生活のルーティンになっている。

全力で毎日を生きてるわ。25歳という今の時間の使い方として一切の不足はない、最高の選択をしていると思う。

だが、人には到底お勧めできねーな笑

この旅は、想像以上にハードだ。

だが、何があっても、歌うことと文章を書くことだけは絶対にやめない覚悟はある。

 

午後19時、フェリーは無事ボードへ到着。

本日のホスト、アポロ。フィリピン人。ここボードーの大学院で生物学を勉強しているという。

旅の話、留学の話、お互いの国の話で打ち解ける。

様々な国の人と関わっていて思うが、アジアの人とは一緒にいて気が楽だし、何より落ち着ける。ヨーロッパの人といる時の妙な緊張感のようなものが全くない。

「今からカラオケ行かん!?」

毎週日曜の夜、町の中心部にあるバーでカラオケイベントが開催されているらしい。お酒さえ注文すれば、誰でも無料で歌えるという。

おおおー

ヨーロッパのカラオケは日本のようにセパレートな個室ではない。誰もが皆、ステージに立ち、大勢の客の前で自慢の歌を披露する。

「Imagine」を熱唱するアポロ。

うめえ。くっそうまい。その立ち振る舞い、感情の入れ方、声の出し方、間の取り方。一流のボーカリストそのものだ。

俺が一生練習しても絶対にかなわねえ、悔しいが完敗だ。

「音楽は俺の人生だ」というアポロ。かつてフィリピンでは、バンドでボーカルを務めていたこともあるそうだ。

それにしても、ヨーロッパのカラオケも、日本のカラオケとは違った良さがある。音楽を通じて、これまで知らなかった人と人の間に、新しい繋がりが生まれていく。

2人で3曲ずつ歌い、バーを後に。

そんなボードーでの1日だった。

 

P.S.

世界一周ブログランキングに参加しています。

ちょっとでも、面白いなとか、もっと読みたい!と思って頂ければ、毎日ポチっとしてもらえると嬉しいです。応援よろしくです。

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です