44日目「諾威縦断之旅開幕」

5月23日(木) ノルウェー、北極圏


本日より、ノルウェーをひたすら南へと下る新しい旅が始まる!!!

読者の皆さんのために、今後の作戦を説明しておこう!

作戦を考案するにあたり、北欧の次にどこに向かうかが非常に重要になってくる。

考え得るルートは2つある。
その1、デンマークを経由しドイツへ入るルート。
その2、スウェーデンのストックホルム経由でバルト三国(エストニア、ラトビア、リトアニア)へ向かうルート。

ここでは【その2】を選択しようと思う。

理由は東欧の国々をゆっくり巡りたいからだ。

仮にドイツに入ってしまうと、東欧を周る時間がかなり限られてしまう。というのも、シュンゲン協定によってヨーロッパ圏(一部の国々を除く)に連続して滞在できるのは90日となっているからだ。

俺の旅のペースでいくと、90日でヨーロッパを周り切ることはまず不可能。とすると、一度目のシュンゲン協定期間で北欧、東欧を巡りその後中東、アフリカを経て、二度目の期間で西欧の国々を周るルートがベストだと考える。ドイツは二度目の期間で訪れればよいだろう。

東欧には数多くの国々がある。そのために最低でも1ヶ月半は残しておきたい。となると、北欧に使えるのは長くてもあと1ヶ月。

この1ヶ月の期間にノルウェーを縦断し、首都オスロ経由でスウェーデンへ。首都ストックホルムからはバルト三国行きのフェリーが出ているらしい。なんとか1ヶ月以内にそこまで辿り着きたい。

移動手段は基本的にはヒッチハイクでいく。物価が高いノルウェーでいかに節約できるかが今後の旅路を大きく左右する。

この1ヶ月が山場だ!!!!!

 

さて。

出発だ!!!!!

本日の目的地は、ソートランドという田舎町。現在滞在しているトロムソから南へ約400km。車で5時間半ほどかかるようだ。

ノルウェーを南下していくにあたり、カウチサーフィンで様々な方に連絡を取ったのだが、ある1人のホストの方がもの凄く熱いメッセージを返してくれた。

70歳のおじさんで、過去何十カ国も旅をした経験があり、つい先日南米の旅から帰ってきたばかりだという。世界中からの旅人や交換留学生を受け入れており、なんと現在日本人とインド人の学生がそこに住んでいるらしい。

君の旅は凄く面白い
何日でも泊まっていってくれ
今いるゲストの2人と一緒に良い時間を過ごせると思う

そんな内容で、長文で丁寧に返信してくれた。

これは行くしかねえだろう!!!

ソートランド

聞いたことの無い町の名前だが、行かずしてこの旅は進められない。そんな気がしてくる。

いざ!!!出陣!!!!!

悲劇の地、トロムソに別れを告げるべく、二度目の弾丸ヒッチハイクを敢行。

果たして、今日中に辿り着けるのか!?

辿り着けなければどこかで寝るしかない。度胸と根気との闘いだ。

午前10時半。まずはここからスタート。

しっかし、今日はなかなかの寒さ。長期戦になると体力勝負になってきそうやな。。。。。

フィンランドと比較すると、人々の反応は鈍い。フィンランドの場合は、グーサインを返してくれたり、ニヤニヤしてこっちを見てくれる人が一定数いたが、ここでは見向きもしてくれない人がほとんどだ。

ああ、寒い、、、、

とりあえずトロムソから出たい笑。ここには苦い思い出しかない。多分もう一生来んやろな笑

待つこと約40分、、、

 

同い年の大学生が乗せてくれました!!!

彼女はここトロムソの医学部で勉強しており、地元のアルタという町に里帰りする途中だという。

1時間半ほど乗せてもらい、次のポイントへ。

こーんな景色を見ながら車を待つ。車通りは多くない。ここからは長期戦覚悟だ。

と、その時!?!?


「どこまで行きたいんだ?」


うおおおおおおおおおおお

待つことおよそ10分。良いペースだ!!!!!

地元に帰る途中だという夫婦。なんとこのおじさん、船乗りとして世界中を航海していたという。日本にも何度も訪れたらしく、横浜が一番良かったと言っていた。

40分ほど乗せてもらい、次のポイントへ。

ここでも10分以内に次の車に乗車成功!!!

またしても40分ほど乗せてもらい、次のポイントへ。

ここまで3台の車に乗せてもらい、目的地ソートランドまで残り半分くらい。時間は2時40分。このペースだと今日中にいける!いけるぞ!!!

だが、、、、

やべー全然車通りがねえ。
1分で1台通るぐらいか、、、

今までで一番厳しそうな場所だ。
だが、やるしかねえ!!!

必死で放ったグーサインが虚空に消えて行く。

故郷から遠く離れた異国の森の中。寒さに耐えながら、必死で道端に立ち続けたこの瞬間を一生忘れることはないだろう。

俺はこんなところで、一体何をやっているんだ!!!!!

途中暇過ぎて、このブログのタイトルを1日目から全部思い出していくゲームやってたわ。詰まりながらもなんとか全部思い出せた。我ながら、毎日タイトル付けてるのがなかなかええんよな。タイトルがあるからこそ、その日何が印象に残ったかってのを瞬時に思い出せる。

 

そんなこんなで待つこと1時間半以上、、、

さすがにダルなってきた。
これはもう無理かもしれんなー。

今日はここで野宿か?

この車待ってる時の心細さはマジでハンパない。

いや、でもたかが1時間半で折れそうになるってのは、俺がまだまだ初心者ヒッチハイカーである証拠やろな。いやー仮に俺が日本で車運転してて、ヒッチハイカー見つけたら絶対乗せよ。絶対乗せるわ。

読者の皆さん、是非ヒッチハイカーには優しくしてあげてください(懇願)

と、そこへ!?!?


「おーい!乗ってけ!」


うおおおおおおおおおおおおお

うおおおおおおおおおおおおお


まじかおっさん!!!!!

待つこと約1時間40分。

この、止まってくれた時の嬉しさはこの上ない。心の中でガチでうおおおおおおって叫んでるもんな笑

軍隊で35年間働いているというおっさん。ヒッチハイカーを見つけたら必ず乗せているという。

「寒い中待ってんだろうな、って想像したら乗せずにはいられないんだよ!」

なんて良い人なんや!!!
ホスピタリティーの塊かよ!!!


40分ほど乗せてもらい、次のポイントへ。

時間は5時過ぎ。さすがに疲れてきたが、ここまで来たからにはノンストップで行く!絶対今日中に辿り着く!!!

 

「おーー!!!君はあのカウチサーフィンの!俺だよ!ダニエルだよ!!!」

なんという偶然。

幸運にも、カウチサーフィンでやり取りをしていたダニエルが通りかかったのだ!!!

カウチサーフィンを使う際は基本的に数人のホストに同時に連絡を取る。ダニエルは、俺の泊まりたいという申し出を快く受け入れてくれたが、ソートランドへの滞在が決まった後だったため、感謝の辞と断りのメッセージを送っていた。

「ギター持ってたからすぐ分かったよ!」

いや、そんなことある?笑

偶然にしてはちょっと出来過ぎやろ笑

食え食え!!!と、パンとかソーセージを分けてくれた。まじで感謝や。

40分ほど乗せてもらい、次のポイントへ。

ここまで合計5台。現在午後6時。まだ、ソートランドまでは1時間半ほどかかる。あと1台、あと1台捕まえればいける!耐えろ俺!!!

こんな景色を見ながら決死のトライ。

まあ最悪今日はここで寝てもええな。人通りも少ないし、海を眺めながら寝るってのもおもしれーだろ笑。

と、謎の達観が生まれるよく分からない展開に。

と、そこへ!?!?


「乗ってって良いよ!どこへ行きたいんだい?」

「ソートランド!」

「おーそっちに行くよ!!」


うおおおおおおおおおおおおお

うおおおおおおおおおおおおお


まじか!!!!!!!!!!!

まじか!!!!!!!!!!!


待つこと約20分。ソートランドの近くに住んでいるお婆さんが乗せてくれました!!!

それにしても、ノルウェーの景色はどこに行ってもアメージングとしか言いようがない。

何万年も前から、同じ姿でそこに存在しているような、深い世界。

午後7時半、無事ソートランドに到着。

次がラストだ。

今回お世話になるホストの家は、ここソートランド中心部から北に15kmのところに住んでいるらしい。

決める!!!!

絶対いける!!!!!

疲れた身体を振り絞り、必死でグーサインを放っていく俺。


「どこへ行きたいんだ?」


うおおおおおおおおおおおおおおお


うおおおおおおおおおおおおおおお


待つこと僅か10分。

ついに、合計7台9時間半に及ぶ弾丸ヒッチハイクがここに終結。


人間、やればできるもんやな。

やりたいと思ったことは絶対に実現できる。

そうだ。そうに違いない。

 

ホストのスベイン
日本人のシュンジ
インド人のジョーダン


感慨深いな。途中、心折れそうになったけど。

その分、飯がうまい!!!!酒がうまい!!!!!

そしてなんだこの素晴らしい窓からの眺めは!!!!!!


生きてて良かったわ。

俺、生きてて良かったわ。


そんなことを思った一日だった。

 

P.S.

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