71日目「リトアニアの悲しすぎる過去」

6月19日(水) リトアニア、ビルニュス


バスに乗り込み、首都ビルニュスを目指す。

ビルニュスまではバスで約2時間、お値段6.6ユーロ。

移動すげー楽やな!ってか多分ロシアとスカンジナビアが広すぎた!笑

ここから約1ヶ月かけて東ヨーロッパを南下していく訳だが、移動面ではこれまでの旅と比較し楽できそう。

バスの中ではKindleで読書を。ちなみに今は欧州の歴史に関する本を読んでます!歴史を理解した方が、旅も面白くなるし、良い文章も書けるはず!!!

 

午後2時、ビルニュスに到着。

まずは宿にバックパックを置き、早速町の散策へと繰り出す。

リトアニア、首都ビルニュス

リトアニア最大の都市であり、人口は約55万人。バルト3国の首都の中で唯一海に面していない点が特徴的。13世紀頃からリトアニア大公国の首都として栄えその旧市街は世界遺産にも登録されている。

「夜明けの門」と呼ばれる町のシンボルをくぐれば、そこは旧市街。

端正な石畳の道、白を基調とした統一感のある建造物。路上の片隅で、黙々と弓を握り続けるバイオリニスト。ここにも、タリンやリガ同様、中世の香りが色濃く漂っている。

町の至るところには美しい教会の姿が。

そういえば、これまで訪れて来た7カ国、多くの場所で美しく荘厳な教会を目にした。やはり、キリスト教を理解せずして、世界の成り立ち、構造を知ることはできないのだろう。

海外にいると「宗教」の存在を強く意識させられる。

1月から2ヶ月間滞在していたアフリカ、タンザニア。人々は教会に集い、聖職者の言葉に熱心に耳を傾け、イエスへの賛美を歌う。そんな光景が毎日のように繰り返されていた。

科学が発展した現代でも、世界を動かしているのは「宗教」であることに疑いは無い。

 

日陰で休む人々。

それにしても暑い。暑すぎる!!!

ほんのこの間まで、凍えそうな道の上を、止まるかも分からない車に向かってグーサインを放ち続けていたのが嘘のようだ。

KGBジェノサイド博物館

1991年独立に至るまでのリトアニアの悲劇の歴史が展示されている場所。ソ連統治時代、人々を監視していたKGB(国家保安委員会)の本部がそのまま博物館として利用されている。

第二次世界大戦中より、リトアニアはソ連によって占領され、ソ連の意向に従わない者は徹底的に弾圧された。

牢獄で厳しい拷問を受けたり、身柄を拘束されシベリアに送られ、強制労働に従事させられたという(シベリア抑留)。人々が移送された場所は、リトアニアから遠く離れたイルクーツクやクラスノヤルスクと呼ばれる地方。

そう、他でもない、俺がこの旅で訪れてきた場所だ。

クラスノヤルスクで働かされる人々

シベリア鉄道にて

ここで暮らしていた人々は、あのシベリア鉄道に乗せられて、、、、

実際に陸路で同じ道を(逆方向から)越えて来たからこそ、彼らの旅路がどれだけ長く、暗く、悲しいものだったのかが少しでもイメージできる。

地下には、当時使用されていた牢獄が。

拷問された人々の写真が展示されていた。とてもここにアップすることはできない。自分と同い年くらい、いや自分よりも若いであろう青年たちが、血しぶきを浴びた姿で、虚ろな目をこちらに向けている。

置かれた状況がどれだけ苦しいものであっても、彼らが望みを捨てることは無かった。

クラスノヤルスクにて

世界は広大で、歴史の海は深い。

世の中にはまだまだ、知らないこと、知るべきことが多すぎる。

世界を巡り、読書をし、感じ、考える。その過程で、少しでも何かが見えてくるのだろうか?

 

さて、今日も歌いますか!!!!!

見たところここビルニュスには、タリンやリガのように、歌いやすそうな地下道はない。となると、ストリートで真っ向勝負するしかなさそーだな。

町中を歩き回った結果、、、、

「夜明けの門」の前。ここしかねえ!!!!

世界遺産で演奏するのはストックホルムで経験済みではあるが、流石に気が引ける笑。まあ、止められたら辞めりゃ良いだけの話や!

てなわけで颯爽と演奏開始。

開始早々、地元の方が「どこを旅してきたの?」と声をかけてくれる。その後も時折、地元の方や観光客が話かけてくれる。なかなか良い感じ。

そんなこんなで1時間20分ほど演奏し、本日のあがりは26ユーロ。

宿に戻り、スーパーで適当に買ってきたカップ麺とレタスとハムで夕飯を済ませる。パスタ作ろうかと思ったけどダルなった。笑

夜は1人Kindleでひたすら読書!

そんなビルニュスでの1日だった。

 

P.S.

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1 個のコメント

  • ヒロさんの旅の記事は学べることが多いです
    リトアニアの虐殺の歴史なんて知らなかった。
    旅の中で、国の良いところとともに悲しい歴史についても触れてて、それを伝えてくれるのがありがたいです

    自分は人生の中で、明るい歴史と、悲しい歴史のあった場所にできるだけ多く訪れたいと思ってます。だからヒロさんの旅を将来の自分の旅の参考にと思って見てます
    純粋に楽しんでる面も相当でかいんですけど笑

    これからも安全面には気をつけて、旅を続けてください
    おれは引き続き記事のアップを楽しみにしてます笑

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