68日目「十字架の丘」

6月16日(日) リトアニア、シャウレイ


午前10時のバスに乗り込み、リトアニアの小さな町シャウレイというところを目指す。シャウレイまでは2時間と少し。マイクロバスで7ユーロだ。

どんどん進んでいくで!!!

寝ているとあっという間にシャウレイに到着。

リトアニア

バルト海東岸に位置する小国。その面積のほとんどが農地と森林に覆われていることから「森と湖の国」とも称される。エストニア、ラトビア同様、周辺諸国から侵略されてきた歴史を持ち、1990年、ソ連崩壊時に独立を回復した国だ。

まずは目的の地へと向かう。

ローカルバスに乗りこみ向かった先。

十字架の丘

キリスト教国家であるリトアニア。ここ十字架の丘は、リトアニア最大の巡礼地として国内、国外から多くの人々が訪れる場所だ。世界文化遺産の1つでもある。

この場所に捧げられている十字架の数は5万本以上。発祥は定かではないが、17世紀頃、ソ連との長い独立戦争で亡くなった人々を祀るために最初の十字架が捧げられたと言われている。その後、ソ連によって何度も破壊されてきたが、その度にリトアニア人は新しく十字架を立て続けたという。

遠目からでも、その光景の異様さが容易に見て取れる。

この一つ一つに、人の魂が宿っているのかと思うと、胸の奥が締め付けられるような感情になる。

これは、絶望と苦難の中に生きた、過去の人々からの強烈なメッセージだ。

悲しいことに、人間の歴史は戦争の歴史でしかない。歴史書を少し開くだけで、戦争に関する記述が見つかるだろう。

だが、現代、特に日本で、近い将来に戦争が起こることを危惧している人が果たしてどれだけいるだろう。戦争なんて起こるはずがない。ほとんどの日本人がそう思っているだろう。

だが、今から約100年前。第一次世界大戦が起こる直前まで、実際に世界大戦が起こると予想していた人はほとんどいなかったという。知識層の人々でさえ、戦争による経済的損失や外交手段の進歩等の理由で、戦争を予想した人は少なかったという。(日本人のための第一次世界大戦史 より)

とすると、現代も、100年前と同じ状況に陥っている可能性がある。歴史は幾度となく繰り返されてきた。

平和な未来のために、何ができるだろう。そんなことを考えながら、十字架の丘を歩いた。

100年前と現代。決定的に異なるのは、個人が容易に声をあげることができる点やろうな。インターネットにさえ繋がれば、誰もが、全世界に対して自己の意見を発信することができる。

香港でのデモは、民衆の力が独裁にも対抗しうるということを証明して見せた。

大事なのは、「誰かやるだろう」という考えを捨てて、一人一人が主体になることやろうな。


世界一周を始めてから、歴史に対する知識欲が止まらねーわ。笑

ただ目の前にある景色を見て、綺麗やなって思うだけじゃなくて、その歴史的な背景も考えることができたらもっと面白いやろうな。本で読んだことと、実際に見たことがリンクしてくると最高に面白い旅になるやろうな。

もっと読書しよ!!!!!

やりたいことが多すぎて困る!!!!!


町に戻り、少し散策。

日曜日とあってか、中心部でも人通りはまばらで辺りは閑散としている。

特徴のない町だな。笑

とりあえず歌ってみますか!!!!!

歩行者天国の真ん中に堂々を位置取る。辺りはかなり静かだ。

ここで歌えば町中に聞こえるはずや!

いくぜ!!!


お?


人通りこそ少ないが、通りかかってくれた人が高確率で反応してくれる。特に子供の反応が良く、母親からコインを受け取り、ギターケースに入れてくれる。演奏が終わると拍手してくれる人も。

1時間程度歌い、結果12ユーロ。

雨が降り出したので急いで宿へ帰る。

旅が始まって初めて、プライベートな部屋に宿泊。

17ユーロと少し割高だったが、他に良い宿が無かったのと、たまには一人でゆっくりしたい。

よし、だらだらしよ!!!!!


そんなシャウレイでの一日だった。

 

P.S.

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