33日目「衝撃のサウナ inフィンランド」

5月12日(日) フィンランド、タンパレ


サムイの家はタンパレ中心部から少し外れた、ノキアというところにある。かの有名な通信インフラ会社、Nokiaの由来になっている場所だ。

静かなところだ。

1年前にここに家を買い、タンパレ中心部から引っ越してきたらしい。かなり古い家だが、少しずつ自分で改修しているとか。

お隣さんも自分で家を増築してるようだ。

なんと、自作のサウナが家に併設されているという!

フィンランド人はサウナ大好き。多くの人々の家にサウナがあるそうだ。温泉大好きな日本人とは、何か通じる部分があるんじゃないかと思えてくる。

「今晩うちのサウナに入っていけよ!」

と言うのでお言葉に甘えることに。楽しみやな。

 

さて、今日は歌うぞ!!!

サムイに町の中心部まで送ってもらい、まずはクオピオ行きのバスチケットを買うためバスターミナルへ。

出発は明日の12時45分。価格は25ユーロ。

稼ぐ!稼いで取り返す!


さて、どこで歌うか。サムイの情報によると、駅前ではアンプさえ使わなければ歌うのは問題ないようだ。

駅前に行き、配りものをしている男性に尋ねてみる。

「この辺で歌っても大丈夫?」

「問題ないと思うよー!それか、駅の中の通路に路上ライブ専用のスペースがあるから、誰もいなければそこをお勧めするよ!」

何だと!?!?

教えてもらった場所。

素晴らしい。素晴らしすぎるやろ。駅の構内に、路上ミュージシャンの専用の場所が設けられているだと?!

なんて優しいんだ。タンパレ最高かよ。ここだと、何の心配もせずに思う存分歌うことができる。警察や口うるさいジジイに怯えながら歌ってたロシアとは雲泥の差じゃねーか。

今日は心ゆくまで歌おう。

ギターを取り出し、看板を設置し、声を放っていく。


人々の反応は良好。

なんと、地元和歌山県出身の方に遭遇!!!

海外で和歌山の人に会ったの初めてかもな。しかも地元が凄く近い。嬉しすぎるやろ。笑

ここタンパレでお仕事をされている男性。

その他にも、フィンランドと日本のハーフの方も話しかけてくれた。タンパレ、意外と日本人多いんやな。びっくりしたわ。

そんなこんなで2時間ぶっ続けて歌い、結果。

合計約36ユーロ。日本円にして約4400円。日本人の皆さん応援ありがとうございました!!!

トーアと合流し、帰宅し一服。

 

さて、サウナだ!!!

フィンランドのサウナってのを体感するぜ!!!!!

まずは準備を手伝うべく外へ。

薪割り。その名の通り、斧を使って薪を割っていくだけ。

これがなかなかキツイ。くっそ重い。重すぎるやろ!笑

酒とソーセージを頂き、サウナの準備ができるのを待つ。

 

いざ、サウナへ!!!!!

GoGoGo!!!

 

で、サウナってどうやって入るんだ???

「ネイキッド!服脱いで入るだけだよ!」

ほーそうかそうか。なるほどな。

だが、俺は日本人だ。日本にも温泉って文化がある。全裸で入るなんて至って普通の話だ。

身に付けていた服を全て脱ぎ捨て、意気揚々とサウナへ突入する俺。

おーええ感じやな。

後に続いて入ってくるサムイとトーア。


ん?

 

 

突如目の前に現れたのは、生まれたままの姿の美女。

どうやらフィンランドのサウナは混浴らしい。


想像してみて欲しい。

男女が完全にネイキッドで、同じ空間で普通に喋ってるんやで?

あり得んやろ!!!!!

日本人の感覚したらあり得んやろ!!!!!笑

 

男性諸君。

羨ましい!俺もフィンランド行きてー!

と思ったか?

甘い!!!!!
短絡的すぎる!!!!!

もし。

仮にだ。

ちょっとでもやましいことを考えてしまったとしたら。

それはマズイ。マズすぎる。絶対にアカン!!!

完全に想定外のシチュエーションだ。意表を突くように舞い降りた試練。

俺は賢者だ。いや、ブッダだ。悟りを開いたブッダだ。

そう自分に言い聞かせながら、目を閉じ、精神を統一し、ひたすら暑さに耐えていく。

「そろそろ外に出よーよー!池で泳ぐよ!!!」

トーアに連れられ外へ。併設された池に入っていくサムイとトーア。

もちろん、生まれたままの姿で。笑


もうどうなってもええわ

完全に観念した俺。極寒の池の中へと入っていく。

 

うおおおおおおおおおおおお

 

うああああああああああああ

 

つ、冷たい、冷たすぎる!!!!!

俺は一体こんなところで、しかも全裸で、何をやっているんだ!!!!!

 

再びサウナの中へ。

このあたりで悟りを開く俺。

ああ、そうか。これがこっちでは普通なのか。

男女関わらず、生まれたままの姿で語り合う。生まれたままの姿で、大自然を堪能する。

なんて素晴らしいんだ!!!!!

こんな清々しい物事がこの世に存在するのだろうか。いや無い(反語)。だとしたらここは楽園か?そうだ。そうに違いない。

その後はサウナin サウナout 池in 池out をひたすら繰り返していく。

「で、フィンランドに来てどう?何か発見はあった?」と、トーア。

「フィンランド人は日本人と通じる部分が多いんじゃないかと思ってた。感情をあまり表に出さない、オープンではない、ってヘルシンキで会ったフィンランド人に聞いたから。いやでもこのサウナは衝撃すぎるわ笑。男女でネイキッドはあり得へん。日本人も温泉大好きやけど、流石に分かれてるわ笑」

「これがフィンランドじゃ普通かなー!フィンランド人は自然の中で生きてるんよ。公共のサウナだと男女別れてるところもあるけど、友達や家族と楽しむ時は男女関係ないね!ただ同じ時間を、より濃く共有してるだけ。」

その言葉を聞いてまた一つ、自由になれたような気がした。

今までそこそこ色んな国に訪れてきたし、ボランティアに参加したり、現地の人の家にホームステイしたりというのを経験してきた。

だが、このフィンランドのサウナ以上に、カルチャーショックを受けた経験は未だかつて無かった。

人生で一、二を争うレベルの衝撃。


改めて思ったけどね。

当たり前なんてのはこの世には存在しない。

日本で当たり前のようにやっていることも、外国人からすれば、とてつもなく不思議に思えることなんて無数にあるんやろうな。

 

世界は広い。


そんなことを思った夜だった。

P.S.

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1 個のコメント

  • だいさちさん、先日タンペレの地下道で偶然出会った和歌山出身のおばやんです。日本に帰ってきました。だいさちさんは、才能と度胸と運を兼ね備えた人なんですね!応援してるよ〜

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