35日目「優しさ溢れる町クオピオ」

5月14日(火) フィンランド、クオピオ


今日はソフィアが町を案内してくれることに。

マーケット。地域の特産品が販売されているようだ。

土産物ショップ。やはり、フィンランド人はムーミンとサンタクロースが大好きなようだ。

教会。フィンランドはキリスト教徒が多数を占める国。国旗に、イエスの象徴である十字架がデザインされているほどだ。

子どもは基本的に親の信仰を受け継ぐが、18歳になると自分の信仰について再選択する権利が与えられるらしい。ソフィアは18歳の時にクリスチャンを辞めたとか。

地元のミュージアムへ。彼女の名前は「Minna Canth」

女性の権利拡大に多大な貢献をしたことで、フィンランドでは英雄的存在として称えられる人物だ。

フィンランドはフェミニズムにおいて世界の最先端を行く国。なんと国会の議席の約半数を女性が占めるらしい。世界で最も早い時期に女性参政権が認められた国の一つでもある。

 

さて、ここで問題。

この女性はここで一体何をしようとしているでしょうか???

このマシン。素晴らしく画期的な機能を誇っている。
俺はそれを知って感動した。


拡大して見てみよう。

そう、不要になった空き缶やペットボトルを回収する専用の設備なのだ。


ん?日本でも分別ボックスとかあるし、別に普通じゃね?って?

なんと!!!!!

このマシン、空き缶やペットボトルをお金に換えることができるのだ!!!!!

その方法、穴の中に放り込み、出てきたレシートをレジに持って行くだけ。

「この設備はフィンランドのどこに行ってもあるよ!町も綺麗になるし、物乞いも減るし、良いことずくめだね。」

素晴らしい!素晴らしすぎるやろ!!!!!

そういやヘルシンキで、俺が座ってたベンチの上に転がってた空き缶を指差して「それあなたの?貰って良い?」って聞いてきた人がおったんや。

おーこの人ゴミ拾いしてるんか、ええ人やなーと思い「どうぞどうぞ!俺のじゃないけどねー!」って返事するっていうやり取りがあった。

その謎がやっと解けた。

ゴミ拾いをすればお金になる。

分かりやすい、分かりやすすぎるシステムだ!!!!!

尚、このように、フィンランドでは容器に、それを返却すればいくらもらえるかが明記されている。

しかしホンマに素晴らしいな。

例えば俺が今身ぐるみを剥がされ、全てのお金を失ったとしても。死ぬ気で空き缶かき集めれば飯にありつけるわけだ。それと同時に町が綺麗になる。

なんて良い国なんだ!!!!!

さすがすぎるやろ。これを日本でも導入できないものか。

 

カフェで一服。

 

さて、今日は歌うぞ!!!!!

ソフィアと別れ、町の中心部へ。

時間は午後4時。仕事を終えた人々が行き交う時間帯だ。

人通りはまずまず。まあ、小さな町やしこんなもんか。

果たして、こんな田舎でも日本の音楽は通用するのだろうか。


だが、意外にも反応が良い!?!

娘が日本に住んでいるというお婆さん。昨年も、世界一周中の日本人ストリートシンガーに出会ったとか。

地元の青年。いつもこの辺で歌っているという。

この女性、なんと大阪に15年間住んでいたらしい。日本語も堪能。明日、ここクオピオにある大学の医学部を受験するそうだ。がんばって欲しいな!

他にも、カタコトの日本語で声をかけてくれたり。1曲歌い終えると拍手してくれたり。

なんて優しいんだここの人々は!!!!!!!!!!!


約1時間半後。ギターケースの中にはコインがびっしり。

なんと合計約72ユーロ。

日本で普通に仕事するより余裕で稼げるやんけ!!!!!
どゆこと!?!?

でも、頂けるものはありがたく頂いておこう。

コインを入れてくれる理由は何だって構わない、と最近思うようになってきた。

応援の気持ちでも良い。
ただなんとなくでも良い。
俺が日本人だからでも良い。
旅人が珍しいからでも良い。
演奏が良かったからでも良い。

俺はもっと旅をしていたい。色んな国に行って、色んな景色を見て、色んな人と話がしたい。音楽は国境を超える瞬間を感じたい。

その先に何があるのかなんて、今の俺には分からねえけどな。

色んな人のおかげで、俺は旅を続けることができる。


くたくたになりながらも、徒歩で1時間ほどかけ帰宅。

帰り道に見た風景が素晴らしかった。

その後は学生たちとサウナへ。酒を飲み、語り合いながらのサウナはまじで最高。

「ソフィアみたいなフィンランド人は凄く珍しいよ。フィンランド人は警戒心が強いから、外国人に対してあまりオープンじゃない。でも、こうやって外国人と会って話すことはどんな勉強よりも、どんなニュースを見るよりも学びになると思う。もっと自分もオープンマインドな心を持っていたい。」

「せやなーフィンランド人はシャイだ、とかクローズだ。とか聞いたけど、実際にフィンランド人と話してみて全然そうは思わんかな。俺が出会った人がたまたま皆フレンドリーだっただけかもしれんけど笑。言う通り、ニュースやインターネットで得た情報が本当かなんて分からんし、俺は自分の目で世界がどうなってるかを確かめてみたい。」


そんなこんなで過ぎていったクオピオ2日目の夜だった。

 

P.S.

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