28日目「ウェルカムトゥーフィンランド」

5月7日(火) フィンランド、ヘルシンキ

 

午前6時。バスはフィンランドの首都ヘルシンキに到着。

まずは両替所にて、持っていたルーブル全てと使っていなかった1万円札をユーロに。

アイルランドに住んでた時以来、約5ヶ月ぶりのユーロだ。


ああ、眠い。。。。。

それもそのはず。出国審査やら入国審査やらでバスの中でまともに眠れるはずがない。どこかで休憩しよう。

街歩きは後にして、まずはマクドで一服。

マクドナルドは旅人にとってのポケモンセンターのような役割を果たしてくれる。一番安いコーヒーさえ買えば席に座って、ネットに接続し、電子機器を充電することができる。

なんて素晴らしいんだ!!!!!

ありがとうマクドナルド

席に座り、パソコンを使うふりをしながらしばし眠りにつく俺。

 

さて、少し町でもうろつくか。

この町を形容するとすれば「tiny」や「cute」という単語がしっくりくる。

石畳で緻密に造りこまれた道路。均整の取れた建物が、決して主張し過ぎることなく並べられている。

国境を少し跨ぐだけで、街の雰囲気がこんなにも変化するのかと思うと、不思議な感動を覚えた。陸路で国境を越えてきたからこそだ。

今自分は、北欧のフィンランドという国を歩いている。

夢のようだ。

フィンランド

ムーミン、オーロラ、サンタクロース。ガキの頃の夢がこの国にはつまっている。その国名を耳にしたことはあっても実際に自分が訪れることなんてないだろうと思っていた。

サンタクロースに会いてえな笑

ふと、あるフィンランド人のおばちゃんが俺に話しかけてきた。

「プリーズ!プレイ、ザ、ギター!!!」

いきなりの出来事に驚きながらも、おばちゃんのリクエストに応じギターを取り出してみる。

その場所、なんとバス停。

「こんなとこで弾いてええん?笑」

「いいんだよ!構わないからはやく弾いてくれ!」

街のど真ん中のバス停でスタンドバイミーを歌い始める俺とフィンランド人のおばちゃん。

「ブラボー!ブラボー!!!」

フィンランド初のチップをあげるよ、と言って硬貨を俺に手渡してくる。

このおばちゃん。ほんの3ヶ月前までスペインに住んでいたが、体調を悪くしフィンランドに戻ってきたらしい。なんとフィンランド語、英語、スペイン語、イタリア語、スウェーデン語、ドイツ語など、いろんな国の言葉を話せるという。

「そうか!一人で旅をしているのか!スウェーデンのストックホルムはええところだぞー!昔住んでたんだ。ギターを弾くと、チップもいっぱいもらえるぞー!」

ギターを弾かせてくれというので手渡してみると、見事なインストのメロディを奏で始めるおばちゃん。

「ウェルカムトゥーフィンランド!!!」

ここから、新章フィンランド編のはじまりだ!!!!


ん、宿はどうするのか?!って?

その質問を待っていたぜ。

なんと!!!

フィンランド人が泊めてくれることになっているのだ!!!!!

カウチサーフィンってやつ

※カウチサーフィンとは

インターネット上の、無料国際ホスピタリティ・コミュニティのこと。
分かり易く言うと、家に泊めさせてもいいよ!という人と泊まりたい!
という人を結び付けるアプリのこと。

見知らぬ外国人を家に泊まらせる?!多くの日本人にとっては訳の分からないことかもしれないが、世の中には色んな人がいる。

純粋に人の役に立ちたい!という人。新しい人に会って世界中の友達がほしい!という人。旅している人から旅の話を聞きたい!という人。様々な人が様々な目的でもこカウチサーフィンを利用している。

俺もカウチサーフィンを使うのは初めてだ。

カウチサーフィンはメリットばかりではない。

まず、プロフィールをきっちり作り、ホストに対して丁寧なメッセージを送る必要があるし、それが受け入れられる保証はない。これがなかなか面倒。そして泊めてもらったからといってその相手と相性が合うかは分からない。

また、人に泊めてもらう以上、しっかりコミュニケーションを取って、泊めさせて良かったな!と思ってもらえるように過ごすことが礼儀だと思う。

ロシアではホステルが安いため、使う必要性をあまり感じていなかったが、やはり、北欧の物価は高い。

ダメ元でもやってみよう。

そう思い、ヘルシンキ在住のホスト数人にメッセージを送った約3分後


Accepted


なんやて!!!!!!!!!!

まじか!!!!!!!!!!!!!

てなわけでここヘルシンキには無料で3泊させてもらえることに。この宿泊費が浮くのはマジでデカイ、デカすぎる。今後もヨーロッパ圏でカウチサーフィンがうまくいけば、お金をセーブしながらかなり贅沢な旅をすることができる。


今回受け入れてくれたアナさん。

フィンランド人。

住宅会社勤務で、彼氏と一緒にここヘルシンキで暮らしている。過去にも様々な国から来た旅人を受け入れているらしい。

アジアが好きで、特にベトナムを何回も訪れているという。日本に行ったことはないが、映画が好きで、スタジオジブリの作品が部屋にいっぱい置いてある。

サーモンスープというフィンランド料理を作ってくれた。これがまたうまい。

それにしても、フィンランド人は英語が話せるから、ロシア人と比較するとコミュニケーション面ではかなり楽やな。かつ、ネイティブほど話すのが早くないから聞き取りやすい上に、語彙力が豊富やから、話してるだけで良い勉強になる。

そんなフィンランド滞在初日の出来事だった。

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