65日目「バルトの道」

6月13日(木) エストニア、タルトゥ


午前9時起床。2日間お世話になった宿をチェックアウトし、駅へと向かう。

第二の都市タルトゥまでは約2時間。12ユーロのチケットを車内で購入。電車の中はこんな感じ。

うーむ快適。時間もきっちりしてるし、水道水も飲めるし、エストニアもかなり生活レベルの高い先進国やな。

寝ていたらあっという間にタルトゥに到着。

タリンと比較するとかなり静かで、緑が多い。

ここタルトゥはエストニアの精神的首都とも呼ばれているそうだ。日本でいう京都的な立ち位置やろな。

まずは本日の目的地へ。

エストニア国立博物館。

エストニアの文化や歴史について展示されている博物館。2016年に完成したばかりで、なんと日本人が設計したらしい。10ユーロを支払い中へ。

すげー近未来的な内装やな。

印象に残った展示のみをご紹介しよう!

The Baltic Chain(バルトの道)

1989年8月23日。当時ソ連の統治下にあったバルトの国々(エストニア、ラトビア、リトアニア)の人々が共同して実施した、歴史的な独立運動。

エストニアの首都タリンから、リトアニアの首都ビルニュスまで。約600mもの道のりを、200万人を超える人々が手を繋ぎ、国際社会に対して独立への強い意志を示した。

ナチスドイツや、ソ連から厳しい弾圧を受けて来たバルト三国。この「バルトの道」や「歌う革命」といった独立運動により、1991年、晴れて独立を回復することとなった。

これらの運動は、ソ連の弾圧を恐れず、人々が一丸となり、非暴力的な手段で実行された美しいデモとして、バルト三国の間では伝説のように語り継がれているという。

皆良い表情してるな。

力で抑圧してくる相手に対して、力で対抗するのではなく、その信念に基づく手段に訴える。

本当に素晴らしいな。僅か30年前の出来事だなんてな。

「罪を犯してしまったという罪悪感こそが罰である」

ガンジーの名言を思い出したわ。

力に訴えるのは誰にだってできる。動物にだってできる。

それでも。

歌を歌うことができるのは人間だけだ。
手を繋ぐことができるのは人間だけだ。

この「歌う革命」「バルトの道」は、極度に洗練された、人間的で美しい行為だと思う。

社会なんて理不尽なことだらけだ。

だからこそ、自分の土俵で勝負するってことは忘れたらアカンな。挑発してくる相手に対して、その土俵に乗ってしまった時点で勝負には負けている。

大切なのは、どんな状況でも自分を見失わない強さだ!!!!!

 

エストニア音楽のCDを購入。11ユーロ。

こんな素晴らしい歴史を知ってしまうと、一体ここの人々はどんな歌を歌うんだ?と気にならざるを得ない。

このCD。タイトルからして名曲臭に溢れている。1曲目の「My Fatherland, You Are My Love」とか、聴く前から絶対良い曲やって確信できるもんな笑

 

よし、歌うぞ!!!!!

午後5時、タルトゥのメインストリートへ。

人通りはなかなか多い。タリンのように地下道がないため、今回は屋外で勝負するしかなさそうだ。周りの喧騒が比較的穏やかかつ、そこそこ人通りのある一角に目をつけ、演奏開始。

うお!!!!!

タリン同様、やはりエストニアは反応が良い!!!

笑顔で応援してくれる人々。こんにちはと話しかけてくる人々。ブルーハーツの「青空」を一緒に歌ってくれた現地在住の日本人の方。

5曲ほどしっかり聴いてくれたおじさん

子どもの反応も良い!!!

母親からコインを受け取り、ギターケースに入れてくれる少年。そんなに多くないであろうお小遣いから、1ユーロを入れてくれる少女。

合計2時間ほど歌い、本日のあがりは上々の53ユーロ。

やっぱり、エストニアの人は心から歌が好きなんやろうな。

いやー楽しいな。

バスキングほど楽しくお金を稼ぐことができる方法が、この世に存在するのだろうか。いや、無い(反語)

時折、胸に手を当てて
「気持ち伝わってくるよ!」
「心で歌ってるな!」
って言って貰えるのが一番嬉しいな。

俺の歌は技術的には下手クソだ。だが、全身全霊で1曲1曲を歌っているし、その姿勢だけはその辺のミュージシャンにも負けない自信はある。そういうハートの部分が、言語を超えて伝わる以上に嬉しいことは無い。

尚、ここではパキスタン人のアシフの家にお世話になっている。

折り紙作ったら凄く喜んでくれた。

折り紙でバスキング、多分できるやろな。日本人だからこそできることやもんな。

バスキングやってみたい!
と思った読者のあなた!
別に音楽じゃなくてもできるで!

書道でも、折り紙でも、絵でも何でも。
何かしら人を楽しませる手段があれば!

やるかやらないかはあなた次第だ!!!

そんなタルトゥでの1日だった。

クオリティの低さはご愛敬ってことで。笑

 

P.S.

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