6月11日(火) エストニア、タリン
午前10時15分。フェリーは定刻通り、エストニアの首都タリンへ到着。

良い天気だ。かなり暖かい!!!
まずはカフェでコーヒーを飲みながらブログを更新。
その後宿に荷物を置きに行く。ここでは、1泊8ユーロ(約1000円)の宿を予約している。ヘルシンキの宿が最安でも1泊20ユーロだったことを考えると、ここの物価は安い。バスキングでの稼ぎにもよるが、しばらくは安宿生活になりそうだ。
早速町を散策するぜ!
エストニアは1991年にソ連から独立した比較的若い国だ。バルト海東岸に位置し、東にロシア、南に同じくバルト三国に数えられるラトビアと国境を接している。人口は約130万人と小規模だ。
世界最先端の電子国家として知られ、国民の情報(医療や教育、資格や財産など)が全て国民IDによって管理されているという。「電子居住権」なるものを外国人向けに販売したり、Skypeを創業するなど、IT分野で世界からの注目を集めている。
また、北欧の国々とは打って変わって低福祉・低負担いわゆる「小さな政府」戦略をとっている。教育水準も高く、国民の多くが英語を話せるらしい。
タリン歴史地区。

13世紀のデンマークによる支配が起源とされ、その後ドイツ、スウェーデン、ロシアといった国々に支配されながら、独自の景観を発展させてきた場所だ。地区全体が世界遺産として登録されている。
統一感のある色彩。

城壁を登っていく

城壁の上から

石造りの趣ある路地

ストリートミュージシャンの姿が。歌うめえええ。くっそ上手い。

歴史地区から少し離れ、マーケットへ。甘酸っぱい香りが一面に漂っている。

いちごくっそ美味そう。

野菜もいっぱい

腹ごしらえを。4ユーロ。

そんなに物価安くないな笑。見たところ食べ物はフィンランドと同じくらいか。
さて。エストニア初ライブや!!!!!
エストニアで路上ライブしたことある日本人とかおるんやろか笑。どうなるかマジで未知数やわ。
場所の目星は付けている。
この町で最も人通りが多いのは当然ながら歴史地区だ。だが、あの場所にはアンプ使用、かつ相当歌唱レベルが高いシンガーがいた。あいつに正面きって生音で勝負してもまず勝ち目はない。
となると、やはり地下道だ。
町の中心部には2つの地下道がある。どちらの場所でも、バイオリニストやギタリストの姿があった。つまりギターを弾くのは問題ないってことや。
まずは宿に近い方から。

早速スタンバイし、演奏開始。
だが、、、、、
反応はなんともびみょー。50分ぐらい歌って5ユーロほど。
やはり、もう一方の駅に近い地下道!
絶対あっちや!!!
てなわけで場所移動。だが既に先客の姿が。見たところかなりチップが入っている。

おっさんが終わるのを見計らい、場所を確保。
演奏開始!!!
うお!!!!!
良い笑顔を見せてくれる人
Enjoy!!!と、歓迎してくれる人
ありがとう、と声をかけてくる人
洋楽をリクエストして一緒に歌ってくれる人
なんて優しいんだここの人々は!!!
めっちゃ親日って感じの雰囲気ある!!!
最初の場所と合わせ3時間近く歌い本日のあがりは、、、、

46ユーロとリンゴと花!笑
花とか人生で貰った記憶がねー!!!!!笑
くれたのは残念ながら女性ではなくジェントルマンでしたが、、、笑
それにしても花ってすげーよな。貰って悪い気になる人とかおらんのちゃうかな。仮にくれたのが女性やったら惚れてたな笑。
それにしても想像以上の結果や。これだけ稼げたら余裕で安宿に宿泊できるし、バス代もカバーできそうやし、パスタを作る必要もない。
しばらく楽できるぞ!(歓喜)
さて、飯だ。せっかくだしそこそこいいものでも食おう。
だが、歴史地区中心部にあるレストランの価格は軒並み高い。やはり、観光客価格か、、、、そこそこ稼いだとはいえ、贅沢できるのほどの金はない。
悩んだ末に。

「エストニア」という名前のハンバーガー。10.9ユーロ。
エストニア産のブラッドソーセージがメインの具材として使われている。ブラッドソーセージとは、その名の通り、豚の血液が具材として使われたソーセージのことだ。日本で見かけることは稀だが、ヨーロッパでは広く食べられているらしい。ちなみに俺はフィンランドで初めて食べた。
そのお味は、、、!?
んー説明がムズイな笑。普通のソーセージみたいな固形ではなく、噛み砕くと中からペースト状の物体が出てくる。いかにも高タンパクって感じの味で、甘ったるいソースにはなかなかマッチしている。
だが、なぜかこのバーガー、常温!!!そういう仕様なんやろうけど、アッツアツの方が美味いんじゃねーかなと思う。
その後雰囲気の良さそうな店でエルク(ヘラジカ)のスープを注文(2.5ユーロ)。ネットでなかなか評判だったので、、、、

お味は、、、
ふつーの野菜スープ?って感じやけどな?
俺の舌がバカなのか?笑
それにしてもこの店の雰囲気。

完全にドラクエやんけ!!!!!笑
ってかこの町全体がドラクエっぽすぎてウキウキして町歩きしたわ。この、とあるレストランのメニュー表とかいちいちドラクエっぽいもんな。

最後にお決まりの、、、、

国が変われば、新鮮な気持ちで旅を楽しめるな。
そんなことを思ったタリンでの1日だった。
P.S.
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