7月7日(日) クロアチア、ザグレブ
本日、バスにてクロアチアの首都ザグレブへと向かう。10時に宿をチェックアウトし、15時半の出発まで時間をつぶす。
飯を作ってくれたアービッド。

なんてええ奴やんや!!!
路線バスに乗り込み、バスターミナルへ。
いざ、クロアチアへ!!!

ザグレブまで5時間半ほどかかるようだ。
ちなみにだが、クロアチアはEU加盟国でありながらシュンゲン協定には未加盟。即ち、国境にて入国審査が待ち受けているのである。
久々やな笑
バスは3時間程度走ったところで停車。警察官が乗り込んできて、乗客全員のパスポートを回収していく。
待つこと10数分。。。。。
再び乗り込んできた警察官が、乗客一人一人にパスポートを返していく。

なんじゃそりゃ!?笑
ちょっと入国審査緩すぎへん!?笑
パスポートを手渡す際、警察官は基本的に乗客の名前を点呼するが、外国人に対しては国の名前を読み上げているようだ。
名前が読みにくいからか?!
スペイン、南アフリカ、マレーシア、アメリカ、、、
どうやら、世界中からやってきた人々がこのバスに乗っているらしい。
久々のスタンプ。

5月7日にフィンランドに入国し
7月7日にハンガリーを出国
シュンゲン協定圏に丸2ヶ月いたことになる。クロアチア以南でシュンゲン協定に加盟しているのはギリシャのみだ。つまり、このままギリシャに向かっても丸一ヶ月ほど滞在できることになる。
全然急ぐ必要は無さそうやな笑
尚クロアチアは、日本人ならノービザで90日まで滞在できる。
最高やんけ!笑
午後9時頃、バスは無事ザグレブに到着。
まずは両替。昨日おっさんたちからありがたく頂いたお金を全てクロアチア・クーナに。

お札くれるのはマジでありがたいんよな。コインだとレートが著しく低かったり、受け取ってすら貰えない場合もある。
宿にチェックイン。
同じ部屋に泊まっているジュリアンとアンドリー。スイス人。

ついこの間高校を卒業したばかりの17歳。彼らには、大学に入学するまで1年間の猶予期間(ギャップイヤー)が与えられているという。
世界中を旅するべく、数日前にスイスの首都ベルンを出発し、電車でザグレブまで来たらしい。ここで2泊し次はブダペストに向かうそうだ。
「え!?バスキングで世界旅してるん!?俺もやってみたいと思ってた!!!スイスに来たら、けっこう稼げると思うよ!笑」
俺が昨年スイスの首都ベルンを訪れたこともあり、話が弾む。
ギャップイヤー、か。
素晴らしい制度やな。
17歳で、世界中を自分の目で見て、世界中の人々と話して、、、、
人生でこの上なく貴重な財産になるやろうな。
17歳で感じること
25歳で感じること
全然違うんじゃないかな。
それにしても、2人とも良い意味でとても17歳とは思えない。英語が堪能ってのもあるけど、すげー落ち着いてるし、今後どういう人間になっていくんやろうな。
ギャップイヤー。
こういう制度が日本でももっと広まればええのにな。
職業選択という、その後の人生に多大な影響を及ぼすイベントの前に、自分の興味、関心、好奇心を思うがままに追求し、世界への知見を広げていく。
そうやって世界を広げてから選ぶのか、狭い選択肢の中から選ぶのか。仮に同じ選択をするにしても、両者の意味合いは全く異なると思う。
日本は、こうあるべきという価値観が強すぎる。それは社会的脅迫に他ならないとすら感じる。
人々の共同主観の中には、こう生きるべきだという理想像のようなものがある。人はことある毎に、自分がどれだけそれに近づけたかを誇示しようとする。そうやって、他人との比較によって生じる優越感に基づく、かりそめの幸せの中に生かされている。
それが、日本人が幸福度が低いと言われる一つの要因になっているんじゃないかと思う。
比較によらずとも、人は幸せを実感することができるはずだ。
相対的幸福ではなく、絶対的幸福。
人がもっと素直に、自己の幸せを追求できるような社会になればええな。ってかそういう社会にしていかなアカン。
自分が幸せじゃない人間が、他人を幸せにすることは到底できないだろう。
閑話休題。
夜のザグレブを散策。クロアチアはヨーロッパでもかなり治安が良いらしく、夜の一人歩きすら問題ないレベルらしい。



この雰囲気、かなりええ感じ。
確かに、プラハ、ウィーン、ブダペストと比較するとスケールでは劣る。だが、丁度よいサイズの空間に人々が和気あいあいと、一日一日を謳歌してるってのが伝わってくる。
俺の好きな感じの街やな。

宿に戻る。
そんなクロアチア滞在初日の夜だった。
P.S.
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