スペイン巡礼800kmの旅

こんにちは。
 
現在フランス最西部、サンジャンピエドポーという町にいます。
 
目的はスペイン巡礼をするためです。
 
世界遺産の道「カミーノ・デ・サンティアゴ」。キリスト教の三大聖地の一つであるスペイン北部の都市、サンティアゴ・デ・コンポステーラを目指し、世界中から巡礼者が訪れる場所。
 
全長約800kmに及ぶその道を、この足で歩いてみたい。
 
大学生の時、小野美由紀さんの「傷口から人生」という本を読んで以来、ずっと訪れたいと思っていた場所。
 
今、なんとなく、訪れるべきタイミングなんじゃないかって。そんな気がしている。
 
ある人は言った。それは、何かを得るための旅ではない。捨てるための旅である、と。いらない荷物をどんどん捨てて、最後の最後に残ったものだけが、その人自身になると。
 
ここ最近、人が幸せに生きるための「自由」とは何か、ということをずっと考えていた。そして、その答えは「あらゆる所有からの解放」にあるんじゃないかと思っている。
 
ここでいう「所有」とは単に物質的な意味でのモノを持つことに留まらず、これまで何に所属してきたとか、目に見えない社会的なステータス等も含めて全部。
 
「所有」の世界に生きている限り、人はいつまでも自由になれないんじゃないか?「所有」の概念は他者との比較を前提とし、承認欲求を生み出し続けるからだ。
 
これまで、何かからの束縛から解放されれば、自由になれると思っていた。それは例えば「会社」であったり「学校」であったり。
 
でも、実際に会社を辞めて、様々な国を旅してきたけれど、途中で苦しくなって立ち止まった。実際は全く自由になっていなかった。というのも、自分が生み出した「音楽で世界中を巡る旅人」という像に殺されそうになったからだ。
 
人が持っていない「何か」を所有することによって承認欲求を満たしたかっただけなのかもしれない、とさえ思う。
 
どこの学校を卒業したとか
どこの会社に所属してるとか
どれだけお金を稼いでいるとか
どれだけパートナーが魅力的だとか
どれだけ希少性のある経験をしてきたとか
 
そういうものでしか自己の存在を肯定できないとするならば、人はいつまでも幸せになれないのかもしれない。
 
Owning(所有)のベクトルではなく、Being(存在)のベクトルで生きること。
 
今、何を思っているのか?
今、何を好きでいるのか?
今、何を感じているのか?
 
そういう次元で生きることができれば、人は今ここから幸せになれるんじゃないか、って思う。
 
尚、ここでは「所有」すること自体を否定しているのではなく、何に価値を置いて生きるのかという精神的な意味で。
 
だから、自分が築き上げてきたものを全部捨て去って、ゼロにしてみたい。もう一度生まれたままの自分になって、必要最小限の荷物だけ持って、その道程を歩いてみたい。
 
知らず知らずのうちに膨れ上がったもの、虚栄心や自尊心。それらを全て捨てることができるとするならば、最後に残るものは何なのだろう?
 
 
 
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内容が抽象的で分かりにくかったかも知れません。
 
とにかく今は歩きたいんです。笑
 
ちなみに、今回の旅はギターもありません。本当に最小限の荷物だけ、バックパック1つだけでいきます。
 
巡礼中はなるべくスマホに触れる時間、インターネットを使う時間を短くしたいと思ってます。
 
巡礼中にブログの更新はできないかもしれませんが、日々感じたことを書き留めていき、おわった後にまとめて更新できればと思います!
 
それでは行ってきます👍
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