7月17日(水)アルバニア、ティラナ
昼ぐらいから町の散策に繰り出す。
ティラナ
人口40万人でありながらアルバニアの首都として栄える町。
思ったよりは都会的やな。

町のメインスクエア

クソ暑い中、日陰で演奏する人々。よーやるわ笑

マーケット。民芸品や果物、ハチミツなどが置いてある。人々は「ちょっと味見してみろ!」とフレンドリーに声をかけてくる。

個人経営の店が多いようだ。

と、こんな感じの近代的ショッピングセンターも発見。

廃墟のようにも見えるピラミッド

その後も町を散策。


んー特徴ねえ。笑
特に述べることがない。
日陰のカフェで一服。

と、そこへ。
4~5歳ぐらいの小さな少女が近寄って来て、腕をぽんぽんと何度も叩いてくる。
ジプシーか。
悲哀の目でこちらを見つめる少女。
残念ながら、あげられるようなお金はもってねーんだ。
こんなことがあるたびに胸が痛む。そして、自分がやっていることを肯定できなくなってしまう。
最近読んだニュースに「世界の超富裕層26人、世界人口の半分の総資産と同額の富を独占」というものがあった。
仮にその人々が、それぞれ持っている富の100分の1でも、こういった人々に配分したとしたら、世界はどう変わるだろう?
いや、そんなに単純な話じゃないか。彼らが自力で、最低限の生活ができるだけの能力を身に付けさせなければ、その場限りの施しで終わってしまうだろう。
いずれにせよ、世界というのはこの上なく不公平なところだ。
正直なところ、俺はこれまで物事を自己責任的に考えてしまう傾向にあったと思う。
全ての物事は自分次第。自分がどう考え、どう行動するかによって未来は決まる。っていう風に。
だが、それは世の中の一部の人にしか当てはまらない偏った考え方だ。
自分の力ではどうにもならないことがこの世には無数にある。
理念の上では、人は生まれながらにして自由で平等だ。
だが、実際はどうだろう?
病気、貧困、死別、虐待、、、
人は明らかに平等ではない。
平等ではないんだよな。
モヤモヤとしたものが胸の中を掻き立てる。
そんなことを考えながら歌っていると、当然良い結果が出るはずもなく、、、、
夕方。

右:同じ宿になったエリさん(日×米のハーフ)
左:その友人のエルトンさん(アルバニア人)
エリさんはもう12年も世界を旅し続けているという。一つの国に長居しながら、ブログ等で生計を立てるスタイル。中国在住経験もあり、中国語も堪能。
エルトンさんは生まれも育ちもここティラナ。英語とアルバニアの通訳士をしているらしい。
途中、同じ宿の中国人2人が合流。2人が英語を話せないようで、俺とエルトンさんが英語、エリさん含む3人が中国語で話すというよく分からない流れに笑

アルバニアについて色々聞いてみた。
アルバニア人の平均月収は300~600ドル程度。失業率は30%ほどで、多くの若者がEUの国々に出稼ぎにいくらしい。
こういう話を聞くと、やはり日本人として生まれただけでも最高に恵まれていると思う。いや、それも短絡的過ぎる見方で、日本人と一括りにするのも良くないな。
最近考えることがマジで多い。
これも旅。
ゆっくりと歩いていけば良いだけだ。
そんなことを思った夜だった。
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